無意識に車を傷めているかも? 今すぐやめたい19の悪習慣
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◆8.クラッチに足を置きっぱなし

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走行中や変速後にクラッチペダルへ足を乗せたままにすると、クラッチは「消耗品」であるにもかかわらず摩耗を早めやすい。RACは、足をペダルから離し切れないことや坂道発進時などで起きやすいとし、クラッチ操作が不適切だと摩耗が過度に進み、クラッチプレートの寿命が短くなって修理が必要になる場合があると説明している。
対策としては、変速後は足を確実にペダルから離し、車に装備があればフットレストを使うことが推奨される。坂道では、動き出す直前までニュートラルとパーキングブレーキを併用し、半クラッチで車を支え続けないことも重要だ。
◆9.ブレーキの判断が遅い

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前方の状況判断が遅れ、減速や停止の直前になってから慌ててブレーキを踏む運転は、車にもブレーキにも負担をかけやすい。多くの解説では、急ブレーキを繰り返すとブレーキパッドやディスクの摩耗が早まり、熱もこもりやすくなると指摘されている。結果として制動性能の低下や部品交換の早期化につながる可能性がある。
さらに、直前で強く踏み込む癖がつくと、同乗者への衝撃が大きくなり、追突事故のリスクも高まる。前方の信号や交通の流れを早めに読み取り、アクセルオフと緩やかなブレーキで減速することで、ブレーキへの負担を抑えつつ安定した運転が可能になる。早めの判断と余裕ある操作が、車を長持ちさせる基本である。




