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降板させられた芸能人20選 スキャンダル、現場トラブル、ファンの反発…

Jaguar PS, Andrea Raffin, lev radin, Tinseltown / Shutterstock.com

◆クリスチャン・ベール

Everett Collection / Shutterstock.com

映画『アメリカン・サイコ』の主役に最初に選ばれていたのは、当時まだ広くは知られていなかったクリスチャン・ベールだった。しかし製作側がより話題性を重視し、レオナルド・ディカプリオに主役交代を決定。ベールは一度降板させられた。

だがディカプリオが別作品を選んで辞退したことで、監督メアリー・ハロンの強い支持を受けたベールが主役に返り咲く。結果的にこの作品が彼の出世作となり、狂気的な演技でハリウッドに確かな足跡を刻んだ。逆転劇として語り継がれている。

◆アレック・ボールドウィン

lev radin / Shutterstock.com

アレック・ボールドウィンは、2021年に映画『ラスト』の撮影現場で起きた発砲事故により、撮影監督ハリナ・ハッチンス氏を誤射し、深刻なスキャンダルの渦中に陥った。事故後、彼が出演予定だった他作品を中止や辞退する事態が発生し、業界内での起用が激減。

事故の責任問題では刑事告発もなされたが、米検察は2023年および2024年に裁判を取り下げ。『ラスト』は完成・2025年に公開されたものの、彼の芸能活動には大きな影響が残る。

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Text by 切川鶴次郎