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降板させられた芸能人20選 スキャンダル、現場トラブル、ファンの反発…

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◆エリック・ストルツ

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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役マーティ・マクフライ役には、当初エリック・ストルツがキャスティングされ、実際に約5週間にわたって撮影も行われていた。しかし、製作陣は「彼の演技がシリアスすぎて作品のコメディ的トーンに合わない」と判断。

最終的にストルツは降板させられ、代役としてマイケル・J・フォックスが抜擢された。撮り直しには大きなコストがかかったが、結果として映画は大ヒット。ストルツの降板は「最も有名なキャスティング交代劇」の一つとされている。

◆シルヴェスター・スタローン

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アクション映画の象徴的存在であるシルヴェスター・スタローンは、1984年の映画『ビバリーヒルズ・コップ』の主演として当初キャスティングされていた。しかし脚本のトーンをコメディ寄りからシリアスなアクションに変更しようと提案した結果、製作側との方針が合わず、スタローンは撮影前に降板を命じられた。

最終的に主演はエディ・マーフィに変更され、作品はコメディ色を前面に出して大ヒットを記録。スタローンは後に自らのスタイルに合った脚本を改稿し、『コブラ』(1986年)として映画化した。

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Text by 切川鶴次郎