日本にしかない!? 海外の人が驚く「日本のモノ・習慣」20選

◆13. 多機能なトイレ

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　温水洗浄便座や自動開閉、脱臭、暖房便座、流水音など、多機能トイレが当たり前にあるのは日本の大きな特徴だ。こうした文化は、TOTOが温水洗浄便座「ウォシュレット」を商品化して以降、清潔さと快適さを重視する生活感覚と結びついて広がった。

　家庭での普及率は2016年に80%を超え、いまや標準的な設備になっている。ホテルや駅など公衆トイレにも同様の機能が浸透し、訪日客が驚く「日本の発明」として定着した。

◆14. こたつ

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　こたつは、日本の冬の暮らしを象徴する暖房家具だ。低い卓に布団を掛け、内部のヒーターで足元を温める仕組みで、部屋全体を暖めなくても家族が自然に集まれる。畳や床座の生活と相性がよく、みかんや鍋を囲む団らんの場にもなる。

　欧米では椅子中心の生活や全館暖房が主流で、家具としてのこたつ文化はほとんど見られない。省エネと居心地の良さを両立させた、日本らしい「集う暖かさ」である。

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