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日本にしかない!? 海外の人が驚く「日本のモノ・習慣」20選

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◆5. 高価なフルーツ

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 日本の高級フルーツ文化は、果物を「食べる物」以上に贈答や晴れの日の象徴として扱う点に特徴がある。夕張メロンや石川のルビーロマン、宮崎の「太陽のタマゴ」マンゴーなどは糖度や形、傷のなさまで厳格に選別され、初競りでは1箱数十万~数百万円の値が付くこともある。手間を惜しまない栽培と完璧さへのこだわりが、価格と物語性を生む。

 日本のスーパーを訪れた海外客の多くは、フルーツがとても高いことに驚く。通常のフルーツもさることながら、箱入りの高級メロンをはじめ四角く育てられたスイカまで並び、物珍しさに拍車をかけている。

◆6. 学校の掃除の時間

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 学校で毎日掃除の時間を設け、児童生徒自身が教室や廊下、トイレまで清掃する習慣は日本独特といえる。戦後の学校教育で「みんなの場を自分たちで整える」生活指導として広まり、責任感や協働の学びと結びついてきた。欧米の学校では教室の掃除を外部の清掃員に一任することが多い中、学校生活の一部として根づいている。

 給食もカフェテリアで提供されるのではなく当番が配膳するようになっており、教育の一環として感心されている。

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Text by 切川鶴次郎