日本トップ5入り 世界で最も文化的影響力のある国ランキング
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◆6位 イギリス
イギリスは国際的に大きな影響力を持つ先進国だが、欧州連合から離脱したことで、世界における同国の役割に疑問が投げかけられた。芸術に大きな貢献をしてきた歴史を持ち、ウィリアム・シェイクスピア、トマス・モア、ミルトン、ダニエル・デフォーなどが偉大な著書を世に送り出している。また、科学技術の最前線でもあり、世界的に権威ある科学雑誌ネイチャーは同国で発行されている。重力、水素、ペニシリンの発見などの業績もあるが、近年では宇宙論で画期的な研究を行ったスティーブン・ホーキングと、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)を考案したコンピューター科学者のティム・バーナーズ・リーがよく知られている。
◆5位 スペイン
16世紀から17世紀にかけて、海洋力と植民地主義による富で世界のリーダーとしての地位を確立したスペイン。産業革命など世界の動きに遅れを取ったが、1986年の欧州連合加盟を機に、インフラ、産業、経済政策が近代化。貿易の自由化により、繊維、靴、機械、オリーブ、ワインなどの輸出品に高い需要が生まれ、食文化なども広まった。スペインはベラスケス、ゴヤ、ピカソ、ダリなどの芸術家を世に送り出しており、ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』など、文化的業績は大きい。そのほかの文化では、牛追い祭りやフラメンコなどもよく知られている。