6MTは184万円から ホンダ新型「シティ」が印で発売 現地誌が「感銘受けた」点は?
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ホンダのインド部門は3月2日から現地で好評を得ているセダン「シティ」の新型を発売している。インド市場でホンダのけん引役となってきたシティは、より力強いデザインを手にした。ホンダセンシングの全モデル搭載という強力な改良も見逃せない。
◆改良重ねるシティは「セダン市場のベストセラー」
シティは2008年にインド市場でデビューし、幾度もの改良によりバランスの良いオールラウンダーとして人気を博してきた。インディア・トゥデイ誌(3月9日)は、発売以来「ホンダ シティはこのセグメントのベストセラーの一つであり、それには納得の理由がある」と述べている。同誌はその理由として、世代ごとにデザインや機能、そしてスペースなどを、新たな水準に高めてきたことで市場の強い支持につながったとみる。
新型となる2023年型では、エクステリアの改良やホンダセンシングの搭載など、堅実な改善を施した。インドのカー・ウェール誌(3月8日)は「ホンダ シティのフェイスリフト(化粧直し版)がインドで発売に。ほかに何を買おうというのだろうか」との記事を掲載している。
いっそうモダンな佇まいにアップデートされたホンダ シティを、同誌はインド市場において非常に有力な選択肢となっていると捉えているようだ。
インドのチームBHP誌(3月9日)は、「周知のとおりシティ セダンは、インドにおいてホンダの稼ぎ頭となっているモデルだ」と述べ、「基本的に20年以上もの間、ホンダの会計レジを動かし続けてきたクルマなのだ」とホンダのインド市場への貢献を強調している。
「長年このクルマは、シビックさえかすむほどの規模で成長を遂げてきた」とも同誌は述べており、インド市場における存在感の大きさがうかがえる。
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