死亡率3割超も 世界で最も危険な山ランキング・トップ15

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◆6位 マカル

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標高:8481メートル
所在地:ネパール
死亡率:14%

ヒマラヤ山脈に位置するマカルでは、登山家たちは吹きさらしの尾根を行く必要がある。高い登攀能力が必要とされる。これまでに25人以上が命を落としている。山岳で活動する優秀なシェルパの助けがなければ、死亡者数はさらに増えていたことだろう。

◆5位 カンチェンジュンガ

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標高:8586メートル
所在地:ネパール/インド国境
死亡率:15%

カンチェンジュンガは、インドとネパールの国境に位置する標高8586メートルの山だ。頻繁に発生する雪崩や酸素不足、落石などが登山家の命を脅かす。複数ある登頂ルートはいずれも困難を極め、悪天候が吹き荒れる中での登攀は特に危険だ。これまでに53人以上が命を落としている。

次のページ 初登頂以来、毎年平均して1人が…

Text by 青葉やまと