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アメリカ人に聞いた「重要な国」ランキング 20年に首位陥落の日本は何位に?

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◆2位:イギリス 47%

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【推移】2015年76%/2016年79%/2017年49%/2018年43%/2019年41%/2020年44%

 イギリスはアメリカにとって歴史的に最も近い同盟国の一つで、情報・軍事協力や外交面で「特別な関係」を築いてきた。

NATOやG7など国際枠組みでの連携に加え、価値観や制度の近さもあって信頼度は高い。2015〜2016年の突出した水準から低下はしたものの、主要パートナーとしての位置づけは世論でも安定している。

◆1位:カナダ 49%

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【推移】2015年74%/2016年79%/2017年43%/2018年44%/2019年38%/2020年50%

 カナダはアメリカの最大の隣国であり、同盟国として安全保障と経済の両面で最も密接な関係を築いてきた。NATOの枠組みに加え、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)などを通じて防空・警戒に共同で当たり、国境を接するパートナーとして治安や災害対応でも連携が日常化している。

経済面では北米自由貿易の流れを受けた供給網の統合が進み、エネルギー、製造業、農産物など幅広い分野で相互依存が深い。人の往来や文化的な近さもあってアメリカの世論にとって身近な存在で、いったん評価が下がった時期があっても、総じて「最重要の協力相手」として高い位置を保ち続けてきた。

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Text by 青葉やまと