世界で最も力強い鳥トップ10 脅威の持ち上げ力と狩猟能力
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◆6位 シロハヤブサ

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シロハヤブサ(学名:Falco rusticolus)は、ハヤブサ科の中で最大種にあたり、北極圏を中心にカナダ、アラスカ、グリーンランド、ユーラシア北部など寒冷な地域に分布する。体長はおよそ48〜65センチ、翼を広げると1.2〜1.6メートルに達し、羽色は白から灰色、褐色まで変化に富む。
特に白い羽を持つ個体は「ホワイト・ギャーファルコン」として知られ、古くは王侯貴族が鷹狩りに用いた高貴な鳥としても有名だ。開けたツンドラや海岸、崖などを好み、主にライチョウや海鳥などを捕食する。優れた飛翔能力と視覚を武器に、寒冷な環境でも効率的に狩りを行う北の空のハンターである。

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A-Zアニマルズのランキングでは、シロハヤブサは「最も力強い鳥」の第6位に位置づけられている。持ち上げ能力は約5ポンド(約2.3キログラム)で、体重のほぼ2倍に相当すると紹介されている。
極寒のツンドラや海岸でライチョウや海鳥を急降下して捕らえる狩猟技術は高く、体格に対するパワーの高さが際立つ。絶対的な重量では大型ワシに及ばないものの、敏捷性と筋力のバランスは「北の最強ハンター」と呼ぶにふさわしい。




