米調査「信頼性の低い車」ワースト10 日本車もランクイン 1位は意外な高級車
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米国の権威ある消費者情報誌コンシューマー・レポートが、「信頼性の低い車トップ10」の2022年版予想を発表している。コンシューマー・レポート誌は調査研究部門を持っており、毎年、会員に自動車についての調査を行うことで車の信頼性についてのデータを得ている。データは、米国で実施されている科学的調査のなかでも最大級のもので、エンジン、トランスミッション、ドライブシステム、燃料系、電気系、サスペンション、ブレーキなど17の部門について、過去12ヶ月で発生した車の不具合を調査したもの。
17部門のうち、エンジン系やエンジン冷却系、トランスミッション、駆動系の不具合は、ほかの不具合と比べて深刻なものと判断され、マイナスポイントの比重が大きくなっている。また、事故による損傷やリコールによる不具合は含んでいないが、保証の対象となる不具合は含められている。
◆8位(タイ) スバル アセント
信頼度:18/100
スバルが北米市場で販売しているファミリー向けSUV。3列シートの7~8人乗りなので日本で現在主流の車と比べると存在感がある一台だと言え、家族が多かったり、大型犬を飼っていたりする家庭が多い北米では人気の車種だ。
スバルの技術は北米でも高く評価されているが、残念ながらトランスミッション、ステアリング、および電子機器の問題が報告されおり、スバル車としては最も低い評価を受けることとなった。また、ブレーキと空調システムもウィークポイントのようだ。