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東京は何位? 世界で最も「物価の高い」都市ランキング・トップ10

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◆6位:テルアビブ(昨年15位)

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テルアビブの物価が高い背景には、住宅費の重さと都市への需要集中がある。地中海沿いの人気エリアに人口と雇用が集まり、賃貸・購入とも住居コストが家計を圧迫しやすい。外食やカフェ文化が根付く一方、都市部の店舗賃料や人件費を反映して価格は高めになりやすい。

食料品も輸入品の比率が高い商品では割高になり、日用品を含めて「基本の買い物」が高くつく。公共交通機関は整備が進むが、移動を車に頼る場面が増えると支出が増えやすい。結果として、住まいと日常消費の両面でコストが高く、暮らしの負担感が出やすい都市になっている。

◆5位:ベルン(昨年10位)

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ベルンの物価が高い理由は、スイスの高い賃金水準とサービスコストに支えられた「全体的に高い価格構造」にある。住宅費は都市規模に比べて極端に高騰するわけではないが、良質な物件や中心部に近い住居は家賃が上がりやすい。

外食やカフェ、理美容などのサービスは人件費が価格に直結し、日常利用でも出費が膨らむ。食料品は品質が高い一方で単価が高く、スーパーでの買い物でも支出が増えやすい。さらに医療保険の負担や、子供の保育・教育関連費が加わると固定費は厚くなる。結果として、特定の項目だけでなく「生活全体が高コスト」という印象を生みやすい都市だ。

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Text by 切川鶴次郎