最も高収入のピンクカラー職トップ10 人を支え、社会を支える
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◆9位 心理士

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年収中央値:11万7750ドル
業界:医療
心理士は、人間の行動や心の働きを科学的に研究し、心の問題を抱える人々にカウンセリングや心理療法を行う専門職だ。臨床現場では、不安、うつ、ストレス、トラウマ、人間関係の悩みなどに対して心理的アプローチを用いて支援し、学校や企業、法律、スポーツなど活動領域は広い。テストや面接を通じて心の状態を評価し、個々のクライアントに合わせた介入プランを立てながら、心の健康回復と生活の質向上を目指す。傾聴力と高い専門知識、倫理観が欠かせない職業であり、国家資格や高度な大学院教育も必要とされる。

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近年ではメンタルヘルスへの社会的関心が高まり、職場のストレス対策や学校での心のケア、災害・事件後の心理支援など、現場での役割はますます重要になっている。医療職と連携しながら治療に関わるケースも多く、感情労働の側面が強いことから、心理学者はピンクカラー職の中でも特に対人支援色の濃い職種とされる。
心のケアを必要とする人々の拡大に伴って需要は旺盛であり、経験を積んでいくことで高収入を目指せるキャリアとして注目が高まっている。




