実験:小型カメラが映し出す、ママとこどもの目線の違い

 母親とこどもが、何を見て、何を想っているのか。そのことを知るために、3組の母親とこどもたちに小型カメラをつけてもらい、目線の違いを実証実験した動画をHondaのSTEP WGNが公開した。

 母親とこどもの目線の先への想いに注目して、動画をご覧いただきたい。

「何か言ってきたらできるだけ答えるようにしているんですけど、忙しいとそこまでは考えられないです」とインタビューで答えていた母親。そのこどもは「がんばってひとりで遊んでるの」という言葉と、「ママはやさしいから好き」という言葉をインタビューで話していた。

 見えてきたのは、家事や育児、仕事に追われて、忙しい日々を過ごす母親たちと、母親のことが大好きなこどもたちの姿だ。

 こどもの視線は親を見上げたり、離れた姿を見ていることが多い。しかし、動画の後段でクルマの中での母親とこどもの目線は、隣同士で座っているからか、家の中よりもはっきりと表情が見え、お互い近くに感じられないだろうか。

 クルマの中は、普段はどうしても忙しくしてしまう母親とこどもがコミュニケーションをとるのにぴったりな空間なのかもしれない。

 この動画は母親とこどもの間での実験であったが、父親とこども、父親と母親の間などの目線もどうなっているのか気になるところではないだろうか。あなたも、家族の目線がどこに向いているのか少し意識をして注目してみると、普段は言葉に出さない相手の想いに気づくことができるかもしれない。

提供:本田技研工業株式会社

Text by NewSphere 編集部