“日本のブラ技術すごいな…” 海外読者、アナ雪『仲良し姉妹ブラ』に驚愕・困惑

 女性用下着メーカーのトリンプが11月6日、世相を反映したブラジャーの最新作『仲良し姉妹ブラ』を発表した。ディズニー映画『アナと雪の女王』のヒットを通じ、姉妹で助け合い、自信を高め合う姿が日本中に感動を呼んだことに着目した、としている。これは、同社が毎年発表している「世相ブラ」の最新モデルで、非売品だ。

 海外メディアは“奇抜”な技術、アイディアに着目して報じている。

◆「イノベーションブラ」
『仲良し姉妹ブラ』は、冬をイメージさせる青に、雪の結晶模様のカップだ。スカートは、2人が並ぶとハート型になるデザインとなっている。着用モデルはティアラをつけており、『アナ雪』を彷彿とさせる、と『Mirror』は報じている。

 ブラジャーのカップ全体とスカートの一部分には、電子ペーパーを使用している。ブラジャーの横にあるスイッチを押すことで、一瞬で黒地に小さなハート模様に変わる。

 また、大きめの「姉パッド」と小さめの「妹パッド」、2種類のハート型パッドも付属されている。組み合わせることで自在にバストのボリュームを調整可能だという。ブラのストラップも交換できる。トリンプは、最新テクノロジーを活用した「“イノベーション”ブラジャー」と発表している。

◆海外紙・読者の反応
『Mirror』は、『アナ雪をイメージした奇抜なブラ』との見出しで報じた。同サイトの「このブラが良いと思うか」という読者アンケートでは、「Yes」が35%、「No」が65%という結果となった(13日現在)。

『Metro』は『マークス&スペンサーの下着コーナーではお目にかかれないブラ』と報じている。同紙は、トリンプの世相ブラは有名で、他にもカウントダウン時計付きの『婚活ブラ』、左右のカップを合わせるとプランターになる『マイ田んぼブラ』なども発表している、と紹介した。

『io9』には、「『アナ雪』が好きになった。『アナ雪』万歳!」、「すごく幸せな気持ちになる」といった歓迎コメントがいくつか寄せられている。一方、「なんだこれは…」「風変わりな女性のためのデザインだ」といったコメントが多数書き込まれている。

 また、「なぜ日本は女性の下着開発にそこまで執着するのか?」、「日本の奇抜なブラ技術はなんでもアイディアにしてしまう」など、日本のイメージを語るコメントもあった。

(写真はイメージです)

Text by NewSphere 編集部