エアギター選手権、19歳日本人女性が優勝 “かわいい” 海外でも話題に

 8月29日、フィンランドで開催された「2014年エアギター世界選手権」で、「エアギターアイドル」の名倉七海さん(19)が優勝した。1996年から開催されている大会は今回で19回目となる。2006、2007年には日本のお笑いコンビ「ダイノジ」の大地洋輔氏が2連覇した。日本人女性としては初となる名倉さんの優勝を、海外メディアは大きく取り上げている。

【第19回エアギター世界選手権】
 フィンランドのオウルで開催された大会には、日本のほかアメリカやオランダなど9カ国から予選を勝ち抜いた16人が出場、5~6千人の観客が集まった。エアギターとは、ロック音楽に合わせて実際にギターを演奏しているかのように見せるパフォーマンスだ。英テレグラフ紙によると、今回のジャッジはエアギター“専門家”5人で、パフォーマンスのリアルさ、オリジナル性、カリスマ性、またいかに音楽にのめりこめるかが評価された。

 名倉さんは、「名倉“Seven Seas”七海」というステージ名で、日本代表として参加。サムライをイメージさせる要素も取り入れたパフォーマンスを披露した。1stステージは1位で進出、2ndステージではアメリカ王者のマット“Aristotle”バーンズ氏と同率首位を獲得した。優勝決定戦では、縦横無尽にステージを駆け回る躍動感あふれるパフォーマンスで、マット氏をくだして見事初優勝を果たし、賞品として本物のエレキ・ギターを受け取った。

【名倉さんのコメント】
 決勝前には自身のブログで、「思いっきり楽しんで全力でやり切りたい」との抱負を語っていた。大会後は、自分の中で最高のものを出し切きることができた、また海外の人々にパフォーマンスが通じたことに驚いた、とコメントしている。

【海外ユーザーの反応】
 大手ソーシャルサイト『レディット』にはコメントが寄せられた。

・かなり陽気な人じゃないとステージであんなパフォーマンスできないと思う。かっこいい。
・日本のゴールデンボンバーもエアーバンドで、ライブはかなり楽しいらしい。
・ゴールデンボンバーがエアーバンドだとは知らなかった!
・若い子が優勝したのはすごいけど、どう見てもくだらない。
・想像した通りのパフォーマンスだった。
・ヘッドバンギング・エアギターとエア居合道の組み合わせのようだった。
・かわいい。

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Text by NewSphere 編集部