ジャスティン・ビーバー、“勘違い”で靖国神社を参拝 中韓ファンから批判殺到で謝罪

 日本を訪問中のカナダ出身のポップシンガー、ジャスティン・ビーバーが靖国神社を参拝。ソーシャルネットワークInstagramに写真を投稿し、「神様、祝福をありがとう」というコメントを載せた。これに対し、中国や韓国を中心に批判的なコメントが殺到、ネットが炎上した。その結果、ジャスティンが自身のアカウントから写真を削除する始末となった。

【ジャスティン、反応に慌てた?】
 中国や韓国のファンは、この投稿に対して強い不快感を表明。写真を削除するように要求した。ビーバーは要求通り、すぐに写真を削除したうえで、次のように謝罪した。

「日本滞在中、私は美しい神社を見つけたので、ドライバーにちょっと立ち寄るように頼んだ」「神社というのは、信者の祈りの場だと勘違いしていた。私が傷つけてしまった人たちに申し訳なく思っています。愛しき中国。愛しき日本」

【なぜ大戦にまつわる場所で失態を繰り返す?】
 海外メディアは、今回のジャスティンの靖国神社参拝と同時に、約1年前の言動についても伝えている。

 1年前、ジャスティンは、オランダ・アムステルダムにある、アンネ一家がナチスの迫害から逃れるために隠れていた家「アンネ・フランク・ハウス」を訪問した。ジャスティンは、そのゲストブックに「ここに来ることができて、本当に感激している。アンネは素晴らしい少女だ。アンネも僕のファンだったらな」というコメントを記入。このコメントが、ネット上で紹介されるやいなや、「アンネに敬意を払っていない」、「自己中心的だ」という、批判のコメントが殺到した。

【ネット上にとどまらない失態】
 デビュー当初は、純真さが目をひいたが、最近はあちこちでトラブルを引き起こしている。生活の拠点にしているアメリカでは、違法ドラッグを使用したうえ、自動車レースをしていたとして逮捕された。その際、警官に抵抗したため、公務執行妨害、さらには、運転免許の期限が切れていたことも発覚。結局3つの罪で逮捕された。すると、数々の問題行動に対し、アメリカ国民が、ジャスティンの国外退去を求める著名活動を始める騒ぎとなった。

 また、カナダでは、リムジンドライバーの後頭部を殴ったとして、暴行の容疑で告訴されているという。

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Text by NewSphere 編集部