「もやしを生で食べるのはアメリカでは普通」外国人が語る、日本人が驚く食文化とは
アメリカ最大手ソーシャルニュースサイト「レディット」に次のような質問が投稿された。
「僕は今日、とある人物と料理について話していたのだけど、僕が出会ったことのある日本人全てが、僕たちアメリカ人がどれだけ生野菜、特にもやしを生で食べることが好きかということに少し驚いていたということを思い出したよ。“もやしを生で食べてはいけない。安全じゃないよ。病気になるよ。”というフレーズを何度も何度も聞いたよ。アメリカではいつでも生のもやしを食べるんだよ、と伝えても、彼らは決して信じなかったしね。そして彼らを本当に驚かせたのは、僕が自分で、もやしを発芽させていて、それがいかに簡単なことであって、かつ、店で売っているような水分を多く含んでいるもやしに比べて、どれ程味が良いかということなんだ。さて、この他に僕たちがする、日本人にとって奇妙なものは何だろう?」
【外国人にとっては普通でも、日本人にとっては奇妙な食べ方とは?】
日本人がぎょっとする外国人の食文化として、次の4つが例に挙がった。それらに関するコメントをいくつか紹介しよう。
1.生野菜や皮を食べること
「果物の皮には美味しいタンニンがあるのに、ほとんどの日本人が皮を食べるのは良くないと思っている。僕が住んでいる地域はレッドグレープで有名なんだけど、人々がその皮を捨てるたびに、くすくす笑ってしまうよ。」
「日本ではかつて人間の排泄物が肥料として広く使われていたという事実が、果物や野菜の皮を食べるべきでないという、日本人の偏見に影響したのではないかな。」
2.歩きながら食べること
「僕が一番理解できないのは、日本では、(歩いて食べることがマナー違反とみなされているにも関わらず)持ち運びしやすい食べ物がたくさん売られているってことだ。人々は路上でワゴン車から(持ち運びしやすい)食べ物を買うのに、座ったりしゃがんだりして、食べないといけないんだよ!」
3.ウサギの肉を食べること
「ウサギのシチューは日本では見かけないね。ウサギはペットなんだよ。ウサギを可愛いペットとしか考えていない日本人に、ウサギのシチューの話をしたら涙を流すだろうな。」
4.ピザの上にパイナップルをのせること
「ピザにパイナップルをのせるって日本人に言うと、“でも、ピザはピリッとしていたり、塩がきいていたりするよ。それなのに、なんで、果物をピザにのせるの?”と聞いてくるよ。でも彼らは、トウモロコシはのせるんだよね。オーストラリアではのせないけれど。」
【こんな食べ方をしたら、日本人に引かれてしまったというエピソード】
「僕は昔、ある仏教のお寺で、僕の小さな剣術流派の年に一度のイベントに参加したんだ。僕はベジタリアンだから、皆が肉をふんだんに使って料理をしていた初日の夜は、僕はブロッコリー、豆腐、そして他の食材をいくつか使うことにした。パーティーが始まると、先生がブロッコリーをどうする気か聞いてきた。だから僕は、ただブロッコリーを持ってかじったんだ。その部屋には恐怖でひるんだ年配の日本人男性がたくさんいたけど、僕はこの記憶を、永遠に忘れないよ。」
「ホストファミリーと初めて葡萄を食べた時のことまだ覚えてるわ。学校から帰ってきて、葡萄を食べたの。2粒一緒につまんで、1粒をそのまま口の中にポイッと放り込んだ。そしたら、ホストマザーが驚いて、なにやってるのって聞いてきたのよ。私は、葡萄を食べてるの、と答えた。ホストマザーは葡萄を1粒つまんで、皮をむき始めたわ。今度は私が驚いたわよ。」
「果物を切らないでそのまま食べるのは、奇妙に見えることがあるみたい。リンゴをそのまま持ってボーイフレンドの車に乗ったら、馬みたいだって言われたわ。日本ではリンゴやナシといった果物は切って食べるのよ。」