クールなアイデア!「山手線結婚式」への海外の反応
一風変わった結婚式が行われた。場所は教会や神社などでなく電車。しかも、1日に3万人もの乗客を運び、ラッシュ時には過酷なほどの混雑を極める山手線での車内でだ。
なぜ、わざわざ山手線で結婚式を挙げなければならないのか、という疑問が湧くかもしれないが、新郎新婦にとっては山手線がふたりを結婚にまで導いた特別なものだったのである。
【山手線での結婚式】
JR東日本が、ウグイス色の列車が山手線を走り始めてから50周年ということでイベントを開催。車両すべてを貸し切り、結婚式を挙げるというもの。申し込みの条件は「必ずしも鉄道ファンである必要はなく、山手線と何らかの関係があること」(JR東日本広報)とのことだった。
当選したのは鈴木宣彦さん(27)と土屋清華さん(28)。会社のある新橋駅に向かう通勤電車の6番車両でいつも待ち合わせていたという。思い出の6番車両で式を挙げ、150人の親族・友人らが祝福した。
【海外の反応】
このニュースは海外にも伝わり、肯定的な意見から否定的なものまでさまざまな反応があった。
・賛同派のコメント
「楽しそう。JRはもっとこのようなイベントをすべき。鉄道は日本のカルチャーの大部分を占めているのだから」
「外国人でも申し込めるのかな? ハロウィーンパーティーを車両でやったらおもしろそうだね」
「興味深いアイデアだね。多くのカップルがこのようなおもしろい結婚式を挙げたいと思っているよ」
「ボクも日本に住んでいたらやりたかったね。たったの150人で電車を占領できるなんてすばらしい!」
「クールでユニークなアイデアだ」
・辛らつなコメント
「トイレないんでしょ? 耐えられないよ」
「サラリーマンや学生が自殺をしているところだよね? こんな日に自殺があったらどうするんだ。このことは頭に入れておいかないと」
「日本には痴漢が多い。そんな電車の車内でなんて・・・」
“山手線結婚式”には賛否両論あるが、最も大事なのは、この新郎新婦が思い出の場所で永遠の愛を誓いあったことかもしれない。お幸せに――。