PS4 VS XboxOne 海外の前評判は?

 マイクロソフト(MS)は17日、国内で初めてXboxOneを披露した。この次世代ゲーム機は、ゲームをしながら、Skypeでのチャットや、フェイスブックやツイッタ―の利用ができるようになっている。
 
 同日、マイクロソフトゲームスタジオ(MSGS)の代表は、国内での発売時期が来年になることを明らかにした。同代表は、「万全の態勢で臨むため」と述べている。一方、海外市場では、11月22日に発売が予定されている。

 ソニーのPS4も、11月中に欧州・米国で発売予定だ。一方、日本では、来年2月22日に発売予定としている。

【PS4とXboxOneの性能は?】
 PS4のメモリ読み取りは、XboxOneよりも約50%早い、とKotakuなど複数メディアが報じている。

 これに対し、MSGSの代表は、議論に巻き込まれることを避けているようだ。「我々は、自分自身のしていることに集中している」と述べ、「ソニーには、PSでの長い成功歴があり、心の底からリスペクトしている」と称賛している。

 またMSも、スペックによるハードの評価は「10年前」ならありえた、としたうえで、XboxOneは最高のゲームを届けるためにデザインされた、と自信を示している。

【XboxOneのアドバンテージとは】
 MSGSの代表は、最初の2年間はゲームソフトのラインアップが非常に強力になると語っている。

 例えば、近未来を舞台としたFPS(一人称視点シューティング)の「タイタンフォール」。この作品は、E3で6部門の賞を受賞している(E3は、年1回開催される世界最大のコンピューターゲーム見本市)。

 新規タイトルや既存タイトルも充実しており、往年の人気格闘ゲーム「Killer Instinct」などが注目されている。

 なお、19日に開幕した東京ゲームショウでは、最大の展示スペースを確保しているソニーとMSのブースが向かい合っている。両社の新ハードへの注目がより高まりそうだ。

Text by NewSphere 編集部