夜空に舞うキャラクター花火 海外アニメファンから予想外の反応
夏と言えば…、海水浴、祭り・盆踊り、高校野球といろいろありますが、やっぱりこれだというのが花火大会。この夏も、日本全国でさまざまな花火大会が催されていますが、少し変わった趣向の花火大会が海外のニュースサイト「Kotaku」で紹介されていました。
ここ数年、ハローキティやドラえもんなどのアニメキャラクターをかたどった花火が打ち上げられ、観客を楽しませています。8月初旬に、横浜のみなとみらい21地区で開かれた神奈川新聞花火大会では、少年ジャンプの人気キャラクターの花火が打ち上げられました。「ワンピース」の主人公・ルフィの麦わら帽子をモチーフにした花火、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両さんの一本眉を模したM字型の花火、7つの「ドラゴンボール」の花火などが次々と夜空に打ち上げられ、子供たちのみならず、大人も楽しめる花火大会だったそうです。
この様子を伝える記事には多くの花火写真と動画が掲載されており、海外のアニメファンなどから、たくさんのコメントが寄せられていました。まず、好意的なものから紹介します。
「どうしてこんなことが可能なんだ?日本人は花火を本当によく知り尽くしている」
「ぜんぶとてもクールだね。言うまでもなく、今まで見た中で一番だよ」
「日本のお祭りって大好き。いつも行ってみたいと思ってるんだ。ここらでは、お祭りなんてないもの…」
「自分はドラえもんのが好き。」
「『とびだせ どうぶつの森』の花火が今週末から始まるのが待ちきれないよ」
一方、(作品を愛するがゆえなのか)、花火に対して厳しいコメントも見られました。
「ナルトの花火には本当にがっかり。絶対ひなたのほうがうまくできたはず」
「麦わら帽子のがとてもクールだね。でもドラゴンボールは、ただの赤い花火に見える」
「ジブリ作品の花火がないなんてダメだね!」
他にも、米国のユーザーが、独立記念日の7月4日に見た「アメリカ国旗の花火」が最高に素晴らしい、とコメントしていたり、花火を写真に撮る難しさについて語られていたり、と盛り上がりを見せていました。
従来のものとは異なる、キャラクターを模した花火ですが、海外の人には特に印象的だったようです。