アジア太平洋の富裕層の訪れたい国、日本2位 彼らが重視するのは?
◆日本を訪れたい理由
日本が富裕層の間で第2の人気を博しているが、豊かな食文化に魅力を感じている可能性がありそうだ。マリオットの報告書は、富裕層の旅行者全般に、「贅沢なグルメツアーが旅行の主要な動機になっている」と指摘する。
マリオットのモンタル氏は、本調査を通じて3つのペルソナ(ターゲットとする顧客層を象徴的に表した仮想の人物)を見いだしたと語る。その一つが「新しい食体験を発見したい旅行者」であるという。このほか、家族や友人と旅する旅行者、地元コミュニティとのつながりを求める旅行者がペルソナとして設定されている。
回答者の88%が、新しい食べ物やグルメ体験に出会うチャンスを、「重要」または「非常に重要」と回答した。報告書は、「富裕層は、ダイニングのトレンドに敏感であり、新しいレストランでの食事を体験したいと強く望んでいる」と指摘する。