日本が「旅行したい国」1位に マスク着用でも訪日したい理由は?
◆国内からも受け入れ再開に賛成の声
インバウンドの再開について、日本国内ではどのような意識があるのだろうか。日本財団が10月下旬に実施した「18歳意識調査」によると、若い人々の多くは、訪日外国人観光客の受け入れ再開に賛成の立場のようだ。
水際対策の緩和に対する考えを質問する項目では、全体のおよそ4人に3人にあたる74.7%が「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答した。理由を複数回答で尋ねたところ、「経済回復につながる」が60%以上と最も多く、そのほか「早くコロナ前の日常に戻りたい」「地方活性化につながる」もそれぞれおよそ36%の支持を集めた。調査は17歳から19歳までの1000人を対象にオンラインで実施された。
政府観光局が発表した推計によると、11月の訪日外国人客(インバウンド)数は93万4500人に上り、10月の49万8600人の1.9倍に増加した。
長く続いた水際対策だが、規制緩和と変わらぬ日本人気により、街中で多くの訪日旅行客を目にする光景が戻ってきそうだ。
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