女優レベル・ウィルソンの現在は?出演映画や結婚・出産情報まで紹介
才能あふれるホットな女優、レベル・ウィルソン。コメディからロマンス、ミュージカルと幅広いジャンルの人気映画作品に出演を果たしている。
『ピッチ・パーフェクト』では、力強い歌声とキレッキレのダンスを披露し、社会現象になるなど話題となった。『ジョジョ・ラビット』では、シリアスかつコミカルな役どころを見事演じきっている。
マルチな才能光る彼女が、ショービジネスの世界に至ったきっかけとは何だったのだろうか?今回はレベル・ウィルソンのプロフィールや経歴をまとめて紹介する。
目次
レベル・ウィルソンのプロフィール
名前 | レベル・ウィルソン(Rebel Elizabeth Wilson) |
生年月日 | 1980年3月2日(43歳) |
出身地 | オーストラリア シドニー |
職業 | 女優、コメディエンヌ |
身長 | 159cm |
家族構成 | 両親、兄弟3人(リバティ、リョート、アナレイズ) |
学歴 | オーストラリア ニューサウスウェールズ大学 |
SNS | Instagram:@rebelwilson Twitter:@RebelWilson |
レベル・ウィルソンは、オーストラリアの名門ニューサウスウェールズ大学の出身である。多くの映画での役柄とは正反対に、数学が得意で数学者になりたかった過去を持つ。
レベル・ウィルソンの経歴
レベル・ウィルソンは、オーストラリアシドニー生まれの女優、コメディエンヌである。プロの犬調教師である両親と、妹が2人、弟が1人いる。両親の影響で、幼少期から犬に囲まれた生活を送っていた。
ここではレベル・ウィルソンの青年期エピソードから、女優を志すきっかけとなった出来事までを、順にふれていく。
数学者になりたかった青年期
レベル・ウィルソンは、物心ついた頃から数学に長けていた。それゆえ、彼女が将来の夢を「数学者」としていたのはごく自然なことであったといえる。彼女の夢の候補にはもう1つ「犬の調教師」があり、それは両親の影響からであった。
数学者になる夢を叶えるべく、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学に進学したレベル・ウィルソンだが、なぜか専攻を「法学」と「演劇」に決めてしまう。しかしこのことが、自身のショーマンシップに目覚めるきっかけとなったようだ。
2009年には無事「法学士」と「芸術学士」(演劇とパフォーマンス研究)を取得し、大学を卒業した。
マラリアにかかったことで女優の道へ
レベル・ウィルソンは、元「オーストラリア国際ロータリー青少年大使」の経歴を持つ。就任中の国際活動の一環で、1年間南アフリカに滞在していた。
現地では当時マラリアが大流行しており、彼女も感染してしまう。危険度は「大」と、とても深刻な容体だった。
しかしレベル・ウィルソンは、高熱にうなされながらもある幻想を見る。その幻想とは、「自分が女優になりアカデミー賞をとる」というものだった。
この体験が、女優を志す直接のきっかけとなった。
夢実現への切符、ATYP国際奨学金
レベル・ウィルソンは、大学卒業後もオーストラリアの「Australian Theatre for Young People」にて演劇を学んだ。同時に持ち前のセンスを活かし、脚本家・プロデューサー・スタンダップコメディアンとさまざまな分野で能力を発揮し、経験を積んだ。
2003年、同じくオーストラリア出身女優のニコール・キッドマンが「ATYP国際奨学金(若き俳優志望学生への奨学金)」を設立した。レベル・ウィルソンは「活躍の場を広げたい」と志願し、無事に得ることに成功した。
奨学金でアメリカニューヨークへ渡ったレベル・ウィルソンは、滞在中、即興コメディ集団の「セカンド・シティ」に所属することとなった。ミュージカルにも積極的に出演を果たす。
また、当時のぼっちゃり体系を活かし、オーストラリアのシチュエーションコメディ番組やテレビドラマなどへも出演を重ねていった。
レベル・ウィルソンの主な映画出演作
レベル・ウィルソンは、大ヒットミュージカルコメディ『ピッチ・パーフェクト』で、主人公の親友であるファット・エイミー役を演じ大ブレイクした。
年 | 作品名 | 役名 |
2011 | ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン | ブリン |
2012 | バチェロレッテ あの子が結婚するなんて! | ベッキー |
2012 | ピッチ・パーフェクト | ファット・エイミー |
2015 | ピッチ・パーフェクト2 | ファット・エイミー |
2017 | ピッチ・パーフェクト ラストステージ | ファット・エイミー |
2019 | ジョジョ・ラビット | フロイライン・ラム |
2019 | キャッツ | ジェニエニドッツ |
レベル・ウィルソンの出演映画や私生活のエピソード
レベル・ウィルソンは、これまで多数の話題作に出演を果たしてきた。数学者になりたかったオーストラリアの少女は、今や人気女優の仲間入りをしている。
私生活でも婚約し、減量してママになるなど、幸せな生活を送っているようだ。
『ピッチ・パーフェクト』撮影前のアカペラ・ブートキャンプ
映画『ピッチ・パーフェクト』のキャストたちは、言わずもがな、みな歌唱力が評価されて出演が決まっている。しかしグループとしての完成度を上げるべく、撮影開始前に4カ月もの「アカペラ・ブートキャンプ」を決行したそうだ。もちろん、レベル・ウィルソンも例外ではなかった。
ブート・キャンプの内容は、1日に10時間にもおよぶ歌とダンスのレッスンだった。すべてのキャストは、オーディションで応募した役の歌を上手に歌いきらなければならなかったという。
『ピッチ・パーフェクト』の中で、惜しげもなく披露される彼女たちのパフォーマンスを観れば、このブート・キャンプがどれほどの意味があり大変なものだったか、想像にたやすいだろう。
自分とその人生を愛するため、大幅な減量に成功
レベル・ウィルソンは、2020年を「健康の年」と宣言し、35kgもの減量に成功した。ダイエットの理由について尋ねられた際は「妊活」と答えた。医師からは、「もっと健康だったらよりチャンスがある」と言われたという。
この医師の言葉は、卵子凍結を希望していたレベル・ウィルソンにとって決定的な一言となった。「余分な体重を落とせば卵子の質も成功率も上がる」という意味だったからだ。自分のためというよりも、未来の子供のことを1番に考えて行った減量だった。
なお、映画『ピッチ・パーフェクト』では、「太っちょエイミー」役の「太っちょ」体型をキープすることが契約で決められていた。当時から健康に関心はあったようだが、「瘦せられなかった」と本人は語っている。
私生活では婚約してママに
2023年2月レベル・ウィルソンは、同性パートナーでジュエリーデザイナーのラモーナ・アグルマにプロポーズし、2人は見事婚約した。わずか7カ月という交際期間での、スピードゴールインであった。
なお2人の元には、2022年11月に代理出産によって迎えた第一子がいることが分かっている。女の子で「ロイス・リリアン」と名付けられた小さな天使は、両親の愛情を存分に浴びてすくすくと成長しているようだ。
レベル・ウィルソンの今後ますますの活躍に期待
レベル・ウィルソンは、コメディからロマンス、ミュージカルと幅広いジャンルの人気作品に出演を果たしてきた実力派女優である。大幅な減量にも成功し婚約するなど、私生活も大変華々しい。
ママになってパワーアップしたレベル・ウィルソンの活躍に、今後も目が離せない。
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