◆盛り付けも高評価…「舌だけでなく目で味わう」を実践
　日本の料理は海外で一般的に「ヘルシー」などのイメージがあるが、実際のところはラーメンなど脂っこい料理も存在する。実際に日本を訪れ、生の日本食を体験した旅行者たちは、どのような印象を抱いたのだろうか。

　農林中央金庫の調査では、「日本の食について、驚いたこと・感心したこと」をアンケート調査している。とにかくおいしく、見た目にも華やかとの印象を強く残しているようだ。

　調査結果（複数回答）は、「味がおいしい」（45.7%）との評価が最も多く、次いで「盛り付けが美しい」（42.7%）、「メニューが豊富」（41.8%）、「バランスが良い」（38.8%）となっている。以下、「食材が新鮮」（37.5%）、「いろいろな味付けがある」（36.8%）、「食材自体がおいしい」（36.3%）などの項目で高い評価を得ている。日本食が味覚的に高い満足度を誇るだけでなく、視覚的な魅力も備えていることの表れともいえよう。

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　また、多様性においても高い評価を得ている。国や地域によっては主にジャガイモと肉だけを食べている場合もあり、日本の場合は食材自体のバリエーションが豊かといえるかもしれない。

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