『ハリー・ポッター』の個性的な登場人物|生徒・先生・キャストを紹介
世界的に有名なファンタジー映画である『ハリー・ポッター』。魔法の世界がリアルに体感できる大迫力のCG映像に、子どもも大人も魅了される。そんな『ハリー・ポッター』は、主人公のハリー・ポッターだけではなく、個性的な登場人物たちも見どころのひとつだ。
今回は主要メンバーに加えて、生徒や先生も含めた登場人物について紹介する。魅力的な登場人物を知ってから映画を観直すと、さらに面白く感じられるだろう。
目次
『ハリー・ポッター』の主要な登場人物・キャスト
世界的に人気の映画『ハリー・ポッター』を観る上で欠かせない、主要な登場人物5人について紹介する。主人公のハリー・ポッターを取り巻く、個性的なキャラクターたちに注目してみよう。
ハリー・ポッター|ダニエル・ラドクリフ
闇の魔法使いヴォルデモート卿と戦う宿命を持つ主人公。両親はハリーが赤ん坊のときに、ヴォルデモートの手によって殺された。その際ハリーも攻撃に遭うが生き残り、額には稲妻型の傷あとが残った。ハリーは「生き残った男の子」と呼ばれ、ヴォルデモートの強力なライバルとなる。
魔法使いになる修行のためホグワーツ魔法学校に入学し、さまざまな出会いと別れを経験しながら成長。後にロンの妹ジニー・ウィーズリーと結婚した。
ハーマイオニー・グレンジャー|エマ・ワトソン
ハリーとロンの親友であり、学年1の成績を誇る才色兼備。マグル(魔法使いではない普通の人間)でありながら成績優秀なため「ガリ勉」と呼ばれ、最初は周りに疎まれる。
そんなハンデを乗り越え、豊富な知識を武器にハリーやロンとともにトラブルを解決。後にグリフィンドールで最も勇気のある魔法使いのひとりとなる。ホグワーツ卒業後は魔法省の局員として働き、ロンと結婚して2児の母となる。
ロン・ウィーズリー|ルパート・グリント
ハリーとハーマイオニーの親友。ウィーズリー家の6男であり、優秀な魔法使いである兄妹たちに引け目を感じている。劣等感から皮肉めいた言動をとることもあるが、ハリーが戦う場面では勇気ある行動でサポートする。緊迫した空気を察すると、ジョークを飛ばして場を和ませてくれる癒しの存在でもある。
ハリーやハーマイオニーとともに数々の戦いを生き抜き、後にハーマイオニーと結婚。兄ジョージと働きながら、家事や育児に奔走している。
アルバス・ダンブルドア|リチャード・ハリス
ホグワーツ魔法魔術学校長でハリーの恩師。伝説的な力と優れた精神を兼ね備え、ヴォルデモートですら恐れる人物である。闇の魔法使いとの決闘など数々の功績により「20世紀で最も偉大な魔法使い」とされた。
ヴォルデモートに対抗するため「不死鳥の騎士団」を創設。その後命を落とすも、ダンブルドアの貢献によってヴォルデモートは破滅に追いやられる。
(2作目までダンブルドアを演じていたリチャード・ハリスが亡くなったため、第3作目からマイケル・ガンボンにキャストが変更になっている)
ヴォルデモート卿|レイフ・ファインズ
最強かつ危険な闇の魔法使い。名前を出すこと自体が許されず、「例のあの人」「名前を呼んではいけないあの人」などと呼ばれる。半純血の魔法使いで、元はホグワーツのスリザリン寮の生徒であった。その後不死の実現に成功し、闇の魔法使いの軍団(デスイーター)を率いてイギリス魔法省を牛耳るようになる。
「ある時に産まれた男の子が闇の支配者を滅ぼす」という予言により赤ん坊のハリーを攻撃するも、魔法が跳ね返り肉体を失う。その後もハリーの殺害を企て、目的を達成しようと暗躍する。
ホグワーツ魔法魔術学校の生徒 男女キャラ別
『ハリー・ポッター』の主要な舞台となるのが、ホグワーツ魔法魔術学校である。生徒の中でもハリー・ポッターと関わりの深い4人について、男女別に紹介する。
男子生徒
ここではホグワーツの男子生徒の中から、ハリー・ポッターを敵視するドラコ・マルフォイと、ハリーとロンのルームメイトであるネビル・ロングボトムについて紹介する。
ドラコ・マルフォイ|トム・フェルトン
名門の魔法一族に生まれた純血の魔法使い。ハリーを子分に加えようとするも断られ、それ以降は敵対視するようになる。プライドが高く純血であることに重きをおくため、マグルであるハーマイオニーを見下している。
父親のルシウス・マルフォイは、ヴォルデモートに忠誠を誓うデスイーターの一員である。
ネビル・ロングボトム|マシュー・ルイス
ハリーとロンのルームメイト。薬草学を得意とし、内気ではあるが内なる強さを持っている。両親はかつて不死鳥の騎士団のメンバーだったが、デスイーターの攻撃により正気を失ったため、幼い頃から祖母に育てられた。
入学当時は自信のなさや不器用な面が目立ったが、徐々に勇敢で力強い魔法使いへと成長。ハリーたちとともに数々の戦いに参加し活躍する。
女子生徒
続いてホグワーツの女子生徒の中から、ロンの妹であるジニー・ウィーズリーと、ロンに恋心を抱くラベンダー・ブラウンについて紹介する。
ジニー・ウィーズリー|ボニー・ライト
ロンの妹でウィーズリー家の紅一点。ロンより1学年下でホグワーツに入学し、出会った時からハリーに好意を抱く。正義感が強く、強力な魔女の力を持っている。
入学1年目にヴォルデモートが少年時代に書いた日記を見つけ、日記の記憶に支配され生死の境をさまよう。ハリーに助けられた後はハリーとともに戦い、サポートし続けた。後にハリーと結婚し、3児の母となる。
ラベンダー・ブラウン|ジェシー・ケイブ
ハーマイオニーのルームメイト。ハーマイオニーとは性格が合わず、ロンに恋心を抱くようになったことで三角関係になる。後にロンと付き合い始めるも、ロンが好きなのはハーマイオニーだと気づき、関係を終わらせる。
感傷的ではあるが勇敢であり、数年後ハリーたちとともにデスイーターとの戦いに参加。その際負ったケガが原因で帰らぬ人となった。
ホグワーツ魔法魔術学校の先生
ホグワーツ魔法魔術学校の個性豊かな先生との関係性も、『ハリー・ポッター』の見どころのひとつである。主要メンバーと重要なつながりを持つ、ホグワーツ魔法魔術学校の3人の先生について紹介する。
セブルス・スネイプ|アラン・リックマン
魔法薬学の教師で、スリザリンの監督教師。終始笑顔を見せず、ハリーに対して冷たい態度で接する。その言動からハリーたちは彼を信用しなかったが、ダンブルドアからは信頼されている。
実はハリーの母・リリーとは幼い頃からの友人関係にあり、恋心を抱いていた。リリーの死後は息子であるハリーを守りヴォルデモート卿を倒すべく、ダンブルドアに協力しながらデスイーターと不死鳥の騎士団の二重スパイとなった。
ミネルバ・マクゴナガル|マギー・スミス
ホグワーツとグリフィンドールの寮監かつ変身術の先生。厳格で全ての生徒に対して公平に接する人格者であるが、ハリーたちを陰ながらサポートする保護者のような一面を持つ。
不死鳥の騎士団のメンバーでもあり、ヴォルデモート卿率いるデスイーターとの戦いにも参加し、指揮を執った。
ルビウス・ハグリッド|ロビー・コルトレーン
ダンブルドアとハリーに忠実な、ホグワーツの森番。魔法使いと巨人族の間に生まれ、大柄で顔はひげで覆われている。見た目に反して、全ての魔法動物を愛する優しい人物である。ヴォルデモートによってハリーの両親が殺された際、生き残ったハリーを連れ出し助ける。
ホグワーツでは何かとハリーをサポートする頼れる友人であり、「不死鳥の騎士団」の創設メンバーでもある。
『ハリー・ポッター』を観るならNetflixがおすすめ
出典:NETFLIX
『ハリー・ポッター』をこれから観るなら、月額料金で見放題の動画配信サービス「Netflix」がおすすめだ。「U-NEXT」や「Amazonプライム・ビデオ」などの動画配信サービスでも視聴可能だが、作品ごとに料金が必要である。
Netflixなら月額990円(税込)から見放題で視聴でき、観たい画質や同時に視聴したい端末数に合わせてプラン変更も可能だ。
『ハリー・ポッター』の個性あふれる登場人物を楽しもう
『ハリー・ポッター』には、さまざまな登場人物が存在する。映画が進むにつれて人間関係も複雑になるが、それぞれ個性的で興味深いキャラクターばかり。まだ幼さの残るキャラクターたちの成長過程を観られるのも醍醐味だ。映画のあらすじとともに、魅力的な登場人物たちにも注目して欲しい。
あなたにおすすめの記事
◆映画「ハリー・ポッター」を観る順番を紹介 あらすじ・見どころ・キャスト