ブラックピンク(BLACKPINK)の経歴と圧倒的存在感の理由
ブラックピンクは、韓国大手事務所「YGエンターテインメント」期待の次世代アイドルとしてデビューを飾ると同時に、韓国中にその名を轟かせた。ミュージックビデオの完成度の高さに世界中から注目を集め、デビューからわずかな期間で世界的なパフォーマーに成長している。ブラックピンクが人々を魅了する理由とは?経歴やメンバー自身の魅力に迫り、理由を探る。
目次
ブラックピンクの経歴
ブラックピンクは、2016年に4人のメンバーで構成されたK-POPガールズグループである。彼女たちのデビューから世界アーティストに成長するまでの経歴を紹介する。
韓国大手事務所推しの次世代アイドルとしてデビュー
ブラックピンクは、韓国の芸能プロダクション「YGエンターテインメント」が送り出したガールズグループだ。韓国三大芸能事務所として数えられるその事務所は、これまでにもBIGBANGやiKONなど人気アイドルを輩出している。同事務所である人気ガールズグループ2NE1の解散後のデビューであったために「第二の2NE1」として、異例の注目を浴びていた。
2016年8月『WHISTLE』と 『BOOMBAYAH』で、ブラックピンクは鮮烈なデビューを飾る。韓国主要チャートで軒並み1位を獲得し、アメリカのヒットチャートトップ100にもランクイン。一瞬で全世界をトリコにした。
K-POPグループは基本的に、長くハードな練習生時代を過ごし完璧な世界観を作り込むという。ブラックピンクも同様で、圧倒的パフォーマンスと耳に残るサウンドには中毒性があり、デビュー曲の『BOOMBAYAH』は代表曲として、YouTubeの再生回数が15億回を超えている。
アメリカの輝かしい野外フェスで大成功
2018年に発売した初のアルバム『SQUARE UP』は、世界44カ国で1位を獲得した。ブラックピンクは、ついに米大手レーベルであるインタースコープと契約を結び、アメリカでの快進撃を始める。2019年4月『Kill This Love』をリリース直後、アメリカで最もプレミアムな野外フェスに、アリアナ・グランデ、ビリー・アイリッシュなど有名アーティストとの出演を果たす。韓国ガールズグループ、初の快挙である。
ブラックピンクの人気を公式ファンサークル「BLINK」が後押ししているとはいえ、アメリカでK-POPは馴染みがない人が多い。そんななか、新曲『Kill This Love』を披露したところ、観客は大熱狂し、世界中に大反響を呼んだ。出演した2週間後には、YouTube再生回数が2億回にも及んでいる。このパフォーマンスで、世界的な地位を確立したといっても過言ではない。
ブラックピンク4人のプロフィール
ブラックピンクが強烈なカリスマ性を放つのは、それぞれ特徴ある個性や才能を活かし、うまく調和しているからである。ここでは、個々の生い立ちやソロでの活躍を紹介する。
ブラックピンク JENNIE(ジェニー)
名前 | JENNIE(ジェニー) |
担当 | メインラッパー・サブボーカル |
生年月日 | 1996年1月16日 |
出身地 | 韓国 |
国籍 | 韓国 |
身長 | 163cm |
公式SNS | Instagram(@jennierubyjane) |
ジェニーがブラックピンクとしてデビューするまで
ジェニーは韓国で生まれ9歳までソウルで暮らしていたが、10〜15歳までニュージーランドに単身留学していた。そのため、英語はネイティブレベルである。韓国に戻ったあとにYGエンターテインメントのオーディションに合格したが、6年もの間、練習生であった。デビュー前から同じ事務所のアーティストとのフィーチャリングやMVの出演など才能を開花させていた。
デビュー後のソロ活動
2018年にメンバー初のソロデビューを華々しく飾る。リリースした『Solo』は、世界40カ国のiTunesチャートで1位を獲得。韓国人女性ソロアーティストとしては、初の快挙であった。MV視聴回数は、今でも伸び続けており、6億回を突破している。ファッション業界では、シャネルのアンバサダーを務め、プライベートでもシャネルを愛用していることから、ファンからは「歩くシャネル」と評されている。
ブラックピンク LISA(リサ)
名前 | LISA(リサ) |
担当 | メインダンサー・リードラッパー |
生年月日 | 1997年3月27日 |
出身地 | タイ |
国籍 | タイ |
身長 | 167cm |
公式SNS | Instagram(@lalalalisa_m) |
リサがブラックピンクとしてデビューするまで
リサは、タイ出身の世界トップレベルのダンサーである。2010年にYGエンターテインメントが行った初のグローバルオーディションでは、約4,000人の応募のうち唯一の合格者であった。練習生時代に覚えた韓国語は、ネイティブ並で周囲を驚かせている。デビュー前には、すらっとした体型を活かし、ファッションブランドのモデルやBIGBANGのSOLのMVの出演を果たしている。
デビュー後のソロ活動
目鼻立ちがくっきりして、メンバーのなかでもとくに目を引くリサは、2019年世界で最も美しい顔の3位に選ばれ、セリーヌやブルガリのアンバサダーを務めた。Instagramで一番愛されたアカウントに選出されたリサは、2021年にソロデビューを飾る。リサのMV公開後の反響はすさまじく、24時間でYouTube再生回数が7,360万回を突破したのは、K-POPソロアーティストとして最短であった。
ブラックピンク JISOO(ジス)
名前 | JISOO(ジス) |
担当 | リードボーカル |
生年月日 | 1995年1月3日 |
出身地 | 韓国 |
国籍 | 韓国 |
身長 | 162cm |
公式SNS | Instagram(@sooyaaa__) |
ジスがブラックピンクとしてデビューするまで
韓国で生まれたジスは、2011年のYGエンターテインメントのオーディションに合格してから5年間、練習生であった。デビュー前には、同事務所のアーティストである「EPIK HIGH」や「HI SUHYUN」のMVの出演、iKONや俳優イ・ミンホとのCMの共演、ドラマ『プロデューサー』にも挑戦した。
デビュー後のソロ活動
引き締まった美ボディのジスは、韓国コスメ「KISSME」のモデルをし、ディオールやカルティエのアンバサダーも務めている。韓国ドラマ『スノードロップ』にも出演するかたわら、LINEスタンプのキャラクターである「LINE FRIENDS」と共同でウサギのキャラクター「Chichi」を開発するなど、多方面で才能を発揮している。2023年3月31日にアルバム『ME』でソロデビューすることが決まっている。
ブラックピンク ROSE(ロゼ)
名前 | ROSE(ロゼ) |
担当 | メインボーカル・リードダンサー |
生年月日 | 1997年2月11日 |
出身地 | ニュージーランド |
国籍 | 韓国・ニュージーランド |
身長 | 168cm |
公式SNS | Instagram(@roses_are_rosie) |
ロゼがブラックピンクとしてデビューするまで
ロゼは、ニュージーランドで生まれ育った韓国人で、英語と韓国語を話すバイリンガルだ。2012年シドニーで行われたYGエンターテインメントのオーディションでギターの弾き語りを披露して合格した。その後、家族と離れ、単身韓国で練習生として過ごす。デビュー前には、「YGエンターテインメントの最終兵器」といわれるほど周囲からの評価は高く、G-DRAGON『Without You』にフィーチャリングで参加したこともあった。
デビュー後のソロ活動
ファッション界からのラブコールでサンローランやティファニーのアンバサダーを務め、K-POP女性アーティストとして初めて「メットガラ」に出席も果たしている。2021年に『R』でソロデビュー。CDの予約販売数が40万枚を超え、計51カ国のiTunesチャートで1位を獲得するなど、世界記録を打ち出した。さらに「24時間で最も再生されたK-POPソロアーティストのYouTubeビデオ」でギネス世界記録を更新している。
ブラックピンクが人々を魅了する理由
BLACKPINKが世界中の人々を魅了する理由について、3つの視点から考察する。
中毒性のある音楽性
ブラックピンクの音楽性は、世界で流行しているヒップホップと重低音を利かせたEDM調である。そこに、BIGBANGや2NE1を大ヒットに導いたプロデューサーTEDDYによるアレンジが加わる。音楽性と彼女たちの声、クールなラップ、完成度の高いパフォーマンスが合わされば中毒性が増して、人々はキャッチーなビートを何度も聴きたくなるのだ。
ファッション・ビューティー業界からの止まないラブコール
ファッション・ビューティー業界からのラブコールにより、メンバーそれぞれが世界的にハイブランドのアンバサダーを務めている。LISAはセリーヌ、ROSEはサンローラン、JOSOOはディオール、JENNEはシャネルという具合に、だ。
彼女たちは、自分の魅せ方を知っている。メンバーの魅力ある個性にセレブ感が加わり、あっという間にZ世代のファッションアイコンとなった。現代の影響力は、SNSのフォロワー数を見ればわかる。
メンバーのInstagramのフォロワー数は、韓国芸能人トップ4を独占するレベルである。とくに、LISAのフォロワー数は9,000万人以上いて、アジア1位に迫る勢いだ。強力なカリスマ性とハイブランドで身を固めるクールな姿、日常の可愛らしい姿のギャップが人々を魅了させている。
戦略的に少なくするカムバック商法
最近のK-POPの流れでは、1年に2~3回カムバックする。カムバックとは、韓国特有の芸能活動期間である。新曲をリリースすると積極的にプロモーション活動をしたり、ファンミーティングをしたりする期間で、新規ファンの獲得やファン離れを阻止するために大切な活動なのだ。
ところが、デビューから6年で9つのタイトルしかリリースしていないブラックピンクは、ほかと比べるとカムバックが少ない。カムバックが少ない理由は、ひとつの楽曲のディテールに集中し、完成度を高めるためともいえる。すでに、世界的な人気を手に入れた彼女たちなら、新曲を出すまでの期間が空けば空くほどファンの期待値が高まり、リリース後のMV再生回数や売上が爆発的に伸びれば、再び話題が集まる。ここまで計算に入れた事務所の戦略なら、今のところ、ほくそ笑んでいるに違いない。
BLACKPINKが活動休止した理由を推測
ブラックピンクは活動停止を発表していない。にもかかわらず、活動を休止したと思われる理由について2つ推測する。
ひとつは、メンバーのソロ活動だ。それぞれ新曲を出し、女優やモデルとしての活動をするなど、個々で忙しくグループとして活動ができないと考える。そのため、メンバーの不仲説がささやかれることもある。
一方で、韓国の芸能活動のスタイルが活動休止したと誤解を生んだともいえる。先述したが、韓国の芸能活動には、積極的な活動時期と休止時期が明確にある。つまり、カムバックが終わったために、活動停止しているように見えるのだ。
心配なことといえば、ブラックピンクとYGエンターテインメントの契約期間が2023年で終わるといわれていること。ファンとしては、再契約を結んで早くカムバックをしてほしいものだ。
今後のブラックピンクの活躍に期待
ブラックピンクのメンバーそれぞれの才能と、努力に裏打ちされた完成度の高いパフォーマンスは、全世界の人を魅了する。中毒性の強いサウンドにビートを響かせ、キャッチーなリフレインが耳に残って消えず、可愛らしいダンスもあれば、クールに決めたダンスもある。その強力なカリスマ性で今後も全世界を楽しませてほしい。
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