ヘンリー王子「ウィリアム王子に床に叩きつけられた」、回顧録で暴露
ヘンリー王子の自叙伝『Spare』が1月10日に発売される。これに先駆けイギリスの一部メディアは、記述内容の一部を入手した。ヘンリー王子は自著を通じ、兄から受けた身体的暴行などを明らかにしているようだ。
◆床に叩きつけられた王子、背中に傷
暴行は幼い頃の兄弟げんかなどではなく、わずか4年前の2019年に起きたという。刊行前の原稿を入手したという英ガーディアン紙(1月5日)が、その内容を報じている。記事によると、対立が起きたのは同年、ロンドンのヘンリー王子邸でのことだった。ウィリアム王子がメーガン妃について「気難しい」「無礼」「いらつかせる」と批判すると、ヘンリー王子は「マスコミの記事の受け売り」とはねつけた。対立は次第にエスカレートしたという。
ヘンリー王子は原稿を通じ、ウィリアム王子が最終的に「私の襟を掴んでネックレスを引きちぎり、そして……床に叩きつけた」と明かしている。ガーディアン紙は一連の出来事を、「異常な一幕」だと表現している。騒動の最中、床に倒れ込んだヘンリー王子の下で、犬のえさ腕が割れた。ガーディアン紙によると、この一件によりヘンリー王子の背中には傷跡が残ったという。
深刻ないさかいは、翌2020年の1月にも発生していた。英テレグラフ紙(1月1日)がNetflixのドキュメンタリー番組をもとに報じたところによると、イギリス出国に関する緊張した話し合いの場で、ウィリアム王子はヘンリー王子に対し「叫び、怒鳴った」という。
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