エンゼルスのジョー・マドン前監督が米スポーツ・トーク番組に出演し、大谷翔平選手をベタ褒めしている。投手としても打者としても優れた成績を残す二刀流の大谷選手には、2倍の給料を払って然るべきだという。

◆「2倍の給料がふさわしい」
　米トーク番組の『ダン・パトリック・ショー』に出演したマドン前監督は、大谷選手に関する話題となった際、通常の一刀流選手とは異なる待遇がなされるべきかと問われた。マドン前監督はこの点に関してはっきりと肯定し、大谷選手の価値を大いに認めた。前監督は「そうすべきだ」と断言したうえで、「彼は2人分の選手だからだ。本当に。大谷翔平にまつわる交渉や評価は独特だ。1人の男ではない。投球記録を見て、そして打席で何をなしたか見るといい……投球は良くなる一方だ。この目で見てきた。攻撃面ではここ数年で本当に伸びている」と続けている。

　米ファン・ネイション誌（10月31日）はこの評価を支持し、MVPを獲得した昨シーズンと比較して今年はさらに良くなっていると述べる。