『FF7リメイク』海外レビュー好評 「戦闘変わると聞いて悲しかったが……」

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 1997年に発売された人気RPGのリメイク版となる『ファイナルファンタジー VII リメイク』(以下FF7R)が10日、プレイステーション4向けにリリースされる。リメイク版の計画が2015年に発表されて以来、実に5年越しの発売となる。新たなシステムを導入した本作に対し、海外のレビューは「卓越したリメイク」などとおおむね好評だ。

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♦︎23年越しのリメイクで、クラウドたちと再会
 本作はシリーズのなかでも高い人気を誇る『FF7』を基調としており、視点人物となるクラウドをはじめ、エアリスやティファ、そして宿敵・セフィロスといった懐かしの面々が顔をそろえる。原作のリリース当時もグラフィックの美しさでゲームファンたちを唸らせたが、23年越しのリメイクだけあり、映像美はさらに格段の進化を遂げた。従来コマンド形式だった戦闘システムは、攻撃時のアクション操作とアビリティ発動時のコマンド選択操作をミックスした新たなスタイルを実装する。

 今作では原作の冒頭、神羅カンパニーが支配するミッドガルの都市を脱出するまでのストーリーを扱う。リメイクは複数タイトルにまたがって展開する計画で、これ以降の物語は今後リリースされる別作品のなかでカバーされることになる。

Text by 青葉やまと