「金曜夜の定番」新日本プロレス、米テレビで好評 放送局会長は枠拡大も視野
今年7月にカリフォルニアで行われた特別興行『G1 Special In USA』でアメリカ進出を果たした新日本プロレスだが、その後も現地プロレスファンの熱い支持を受けている。同イベントが瞬く間に話題となったため、すでに来年3月にロングビーチでの興行が決定したと現地メディアが伝える。好評の新日本の試合は米TV放送網でも毎週放送され、すでに金曜夜の定番になっているようだ。
◆レギュラー番組好調 年明けに待望の特番
アメリカで新日本を放映するのは、米放送網AXS TV(アクセス・ティーヴィー)だ。同局は音楽番組や総合格闘技などにフォーカスした娯楽チャンネルで、ケーブルテレビと衛星放送で番組を届けている。スポーツ・イラストレイテッド誌は、同ネットワークが金曜夜に放送する新日本の番組が非常に好調であると報じている。他の番組の視聴率が低迷する中で新日本のプログラムは数字が伸びているといい、AXS TVのマーク・キューバン会長はご満悦の様子だ。
年明けには大型特番も予定されている。マイアミ・ヘラルド紙では、日本で開催される『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』の放送予定を詳しく紹介している。1月4日の開催からわずか2日後には全米で放映されるようだ。対戦カードの中から、オカダ・カズチカ v.s. 内藤哲也などの3試合が放送される予定となっている。この番組に先立ち8時間連続の特別番組を放送するなど、局としても大変に注力しているようだ。
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