妊婦が胸をクッキーで隠す広告 「不適切」として設置から3日で撤去
ニューヨーク・タイムズスクエアに掲げられた広告が不適切として、撤去される騒動がありました。
クッキーで胸を隠す妊婦の広告が撤去
ニューヨークの中心部、観光スポットとしても人気のタイムズスクエアの一画に掲げられていたのは、クッキーの広告看板。
看板には、アメリカの料理研究家モーリー・バズさんがビキニを着て妊娠中のお腹を出し、胸はクッキーで隠す姿が掲載されていました。
広告に書かれていた文言は、「牛乳を加えるだけ」。
これは、モーリーさんが母乳育児推進スタートアップの「swehl(スウェル)」と共同で開発した授乳中に食べられるクッキーを宣伝する広告でした。
広告を運営するクリアー・チャンネル・アウトドア社は、「許容されるコンテンツに関するガイドラインに反する」として、設置からわずか3日で看板を撤去。
モーリーさんはこの出来事に対しInstagramで、「私たちの母乳育児権限強化キャンペーンが『不適切』とみなされ、わずか3日で看板が撤去されたことに全く驚きませんでした」と投稿しています。
この件に関しSNSでは「タイムズスクエアで『行き過ぎ』と判断されたとは馬鹿げている」「母乳育児を性的な描写にするのは許せない」といった意見が寄せられていました。