マネキンを乗せていた運転手が交通法違反 その理由とは
アメリカ・カリフォルニア州のサンタ・フェ・スプリングスで2024年4月、高速道路を走行していた1台の車が警察に停止を命じられました。
マネキンを車に乗せて制度を悪用した運転手
警察は、車がまたいではならない決まりの二重の実線を無視し車線変更をしたとして、取り締まりを行っていたそうです。
ところが、その車の助手席に座っていたのは、サングラスをかけ男性の姿をしたマネキンでした。
実はアメリカの高速道路には、交通渋滞緩和と環境問題への取り組みとして、「カープールレーン」という車線が存在します。
運転手の他に1人以上の人物が同乗していれば使える車線のことで、通常の1人用レーンより断然空いているといいます。
妊娠中の胎児やペットは1人にカウントされませんが、赤ちゃんであれば適応されます。
なんとその車の運転手は、人の姿をしたマネキンを助手席に乗せ、カープールレーンを走行していました。
その後、運転手は複数の交通法違反を犯した罪により、裁判所への出廷を命じられたということです。
サンタ・フェ・スプリングス警察署がInstagramでマネキンの写真を投稿したところ、「他にもこういうずるい事をする人がいるのかも」「面白いアイディアだけど、残念ながら捕まっちゃったね」「素晴らしい検挙だ」といったコメントが寄せられています。