水原一平の有罪司法取引が成立 海外の反応
2024年4月、大谷翔平選手の元通訳である水原一平さんが窃盗容疑について罪を認めたことを受け、カリフォルニア州中央地区の連邦検事E・マーティン・エストラーダ氏は、正式に起訴したことを明かしていました。
裁判の行方が注目されていましたが、5月8日、銀行詐欺などの容疑を認め、有罪答弁の司法取引が成立したと米連邦検察が発表しました。
水原一平の有罪司法取引が成立
TMZによると、水原さんは最大で懲役33年、罰金125万ドル(日本円にして約1億9,400万円)の有罪判決を受ける可能性があるといいます。
司法取引で減刑される見込みですが、ほかにも虚偽の所得申告による追徴で115万ドル(約1億7,900万円)の支払いも命じられているようです。
マーティン氏は、この事件について「詐欺と窃盗の被害はかなり膨大だ」として強く非難。
「信頼されている立場を利用して、大谷氏を利用し、危険なギャンブル習慣を続けた」と声明で述べました。
またESPNによると、水原さんは1,697万5,010ドル(約26億4,000万円)を大谷選手の口座から不正に盗んだうえ、虚偽の納税申告書を作成し、約410万ドル(約6億3,700万円)の所得も申告していませんでした。
さらに大谷選手に成りすまして銀行に電話をかける行為を24回も行ったほか、昨年9月には、歯の治療で6万ドル(約930万円)が必要になり、大谷選手から小切手を受け取ったものの、自らの口座に入金。
治療費は大谷選手のデビットカードで支払ったといいます。
水原さんは大谷選手から盗んだ1,697万5,010ドルの返還も求められており、次回は5月14日にカリフォルニア州の法廷で罪状認否を受ける予定です。
これに対し、世間からは「人生終わったな」「大谷選手も可哀そうだけど、奥さんが一番可哀そう」「なぜショウヘイは何年間も気が付かなかったんだ?」「妥当な刑期だ」「彼が抜けてから、ショウヘイは積極的に英語でコミュニケーションを取るようになったよね」といった声が寄せられています。