車椅子利用者が配慮を求めて予約したホテル 宿泊するも感じた悲しさ
車椅子ユーザーにとって、移動は大変なこと。旅行先で思わぬ不備に見舞われたら心が折れてしまいそうです。
車椅子に対応した部屋を要望したにも関わらず、通常の部屋が予約されていたとある男性が不満を投稿しました。
車椅子利用者がホテルの洗面台で上半身を洗うことに
この動画を投稿したのはケビンさんという、車椅子ユーザーです。
ケビンさんはホテルにあらかじめ、キングサイズのシャワー付き車椅子対応の部屋を予約したことを確認したそうです。
しかしホテルに到着してみると、予約されていたのは通常の部屋でした。
ケビンさんは車椅子のままシャワー室に入室できないため、シャワーを浴びることができません。
ケビンさんはその後、自身のアカウントを更新し、続報を報告しました。
動画には、ケビンさんが洗面所で上半身を洗う姿が映っています。
そして、「2泊で18万円の部屋を予約したと想像してください」というケビンさん。
「これしかシャワーの浴び方がないのです」とコメントに記しています。
今回ケビンさんは、部屋を2泊18万円で予約。
ですがホテル側のミスにも関わらず、返金されたのは4万5,000円だけだったそうです。
ケビンさんはこの極めて不公平な状況に、「あなたならどう感じますか?」と訴えています。
ホテルは、顧客のニーズに対する理解を深め、サービスの向上に努める必要がありますね。