円安と物価高騰で苦しむ日本 海外旅行の客足はコロナ禍前の53.3%に落ち込む
2024年のゴールデンウィークは、最大でなんと11連休。
家でゴロゴロするのも良いですが、久々に遠くまで羽を伸ばしに行こうと考えている方も多いのではないでしょうか。
GWで人気な旅先はどこか、把握しておきましょう。
海外旅行で人気の国は? エイチ・アイ・エスが旅行同行調査
株式会社エイチ・アイ・エスの旅行同行調査によると、海外旅行では、予約者数における前年同期比は123.2%と増加していますが、コロナ前の2018年同期比では53.3%と回復には至っていません。
同社は日本から海外に旅行する客足が回復していない要因として、円安や燃油サーチャージの高騰、世界的な物価高騰など逆風になっていると指摘しています。
都市毎の旅行予約ランキングでは1位から5位が2023年と変わらず、上からソウル、台北、ホノルル、バンコク、プサンとなりました。
しかし、去年は圏外だった香港とチェジュがそれぞれ6位と10位にランクイン。
特にチェジュはGWに日本発着クルーズの寄港地となっていることから、前年同期比で1,502.1%と大幅に増加しています。
出国ピークは5月3日、帰国ピークは5月6日となっており、平均旅行日数は去年より1日短い6日となりました。