子供連れの客からカスハラを受けた店員 でっちあげの苦情で解雇される
店員へのカスタマーハラスメントは、本当に困りものです。
激しいカスハラのせいで、レストランを解雇されたと男性がTikTokで明かしました。
客のカスハラのせいで店員が解雇される
レストランを解雇されたのは、ディーンさんという男性です。
ディーンさんが、家族連れのいるテーブルに飲み物の注文を聞きに行った時のこと。
家族から注文する反応がなかったため、ディーンさんはもう少し時間が必要なのだと察し、テーブルを離れました。
すると母親が、「ここは誰もサービスに来てくれないわけ?」と声を荒げたそうです。
慌てたディーンさんが「もう少しお時間が必要かと思っていました」と接客すると、母親は「誰もこのテーブルに来てないでしょ」と怒ったのです。
とりあえずディーンさんが飲み物の注文を尋ねると、すぐに男の子が「チョコレートミルクをください」と注文。
父親は、チョコレートミルクの値段を聞いて、金額の高さに憤慨したそうです。
ディーンさんはその後、ペパロニピザの注文を受け付けました。
あらかじめ調理に45分かかることを告げていましたが、父親は10分おきに「ピザはまだかい?」と尋ねてきたといいます。
その間、父親が注文していたサンドイッチが出来上がり、別の店員が提供。
「マスタードがかかっていた」と苦情を言われたそうで、店員が涙目になりながら戻ってきました。
しかし、注文を受けたディーンさんのメモには確かに「マスタードを追加」と書かれていました。
そのことを説明すると今度は母親が、「主人は自分が何を注文したかわからないって言いたいのか?」と突っかかってきたのです。
そして父親はディーンさんをにらみつけて、「客は常に正しい」と言いました。
父親は店長を呼び、「飲み物の注文を取りに来た時、私たちが気付かなかったのを逆手に取り、注文をわざと間違えた」と告げました。
そして、「この店員さんへの苦情はこれが初めてではありませんからね」とも発言。
この出来事の後、ディーンさんはレストランを解雇されたそうです。
不条理な出来事ですが、もっと条件の良い職場が見つかることを願わずにはいられません。