台湾で発生した震度6強、マグニチュード7.2の地震 現地メディアが伝える状況

ASSOCIATED PRESS

2024年1月に起きた、能登半島沖地震の記憶が新しい中、台湾でも大きな地震が起きました。

【画像】地震が起きた後の台湾の様子

台湾でマグニチュード7.2の地震が発生

台湾で4月3日、現地時間の午前7時58分に台湾東部海域で震度6強、マグニチュード7.2の地震が発生。

地震の震源地は花蓮県沖およそ25.0キロのあたりで、深さ15.5キロ地点だと推測されています。

この地震の影響で、日本でも沖縄県の宮古島・八重山地方と沖縄本島地方に津波注意報が発令されましたが、正午にはすべて解除されました。

地震の発生を受けて、台湾メディアの中央通訊社は、地震発生直後の写真をFacebookに投稿。

「花蓮市宣源路にある天王星ビルが傾き、建物内に人が閉じ込められています。警察や消防による救助活動中も余震が続いています。近隣の住民は家に戻ることができず、屋外に避難しています」と記されています。

この投稿には、建物の耐震基準に対する懸念のほか、「みなさんの無事を願っています」「デマ情報も気をつけて」といった声が寄せられました。

1日も早い復興を願うばかりです。

Text by 本間才子