フリマでベビーカーを購入 自宅を特定され突然やって来た出品者の用事
個人間で行うネット販売だからこそ起きる、恐怖の出来事です。
Facebookのフリマ機能「Marketplace(マーケットプレイス)」で、チャイルドシートを購入した女性の自宅に、出品者が突然現れる出来事がありました。
マーケットプレイスで購入したら売主が自宅に来た
マッディーさんという女性は、マーケットプレイスでチャイルドシート2つを合計4万5,000円で購入。
ある日の朝、マッディーさんの自宅の玄関ベルが鳴りドアを開けると、見覚えのある年配の男性が立っていました。
この男性は、マーケットプレイスでチャイルドシートを売っていた人物だったのです。
マッディーさんは、出品者の男性に住所を一切教えていませんでした。
彼女が男性に何の用かと尋ねると、男性は「チャイルドシートがリコール対象品だった」と説明。
このリコールは、チャイルドシートのクッション材が飛び出すリスクがあり、子供が誤って口にする可能性があるため実施されたものでした。
予防措置として、メーカーが提供したシートカバーをマッディーさんに手渡すために男性は来たといいます。
男性は子供の安全を第一に考え、マッディーさんの住所を何らかの方法で見つけ出し、直接自宅に足を運んだのです。
マッディーさんは当初、男性がチャイルドシートを返却してほしいか、価格について間違えがあったと言いに来たのではないかと疑いました。
チャイルドシートの相場が約9万円ですが、その半値ほどで購入できたためです。
男性がリコールを知らせるために来たことが分かり、マッディーさんは安心しました。
どのようにして男性がマッディーさんの住所を特定したのかは不明だそうですが、売主としての責任感と優しさに感心しています。