「ありがとう トヨタ!」復活・原点回帰のランドクルーザー、米ファン歓喜
◆懐かしくもあり、モダンでもある
インテリアでも旧モデルへの回帰を進めつつ、新技術を絶妙な塩梅で導入している。モーター・トレンド誌はアメリカに投入予定の3つのトリムのうち、「1958」トリムの内装をレポートしている。このトリムはランドクルーザーが初めてアメリカで発売された年にちなんで命名された。
記事はブラックのファブリックを基調としたシートが「往年のランドクルーザーを彷彿とさせる」と述べ、シリーズの血統を受け継いでいると評価している。同時に、Apple CarPlayとAndroid Auto対応の8.0インチ・インフォテインメント画面など、新技術への対応にも抜かりない。6スピーカーのサラウンド・システムも完備する新型に同誌は、「キャビン内部はモダンな雰囲気に満ちている」と総評している。
プラットフォームには、ピックアップ・トラックの新型タンドラやフルサイズSUVのセコイアなどと同じTNGA-Fを採用する。トヨタは北米でシエンタやセコイアなどのハイブリッドへの一本化を進めているが、新型ランドクルーザーも北米ではハイブリッドモデルのみを用意する。3つのトリムのいずれも、新型i-Force Max 2.4リットル4気筒エンジンと48hpのモーターを組み合わせる。
なお、日本向けモデルではハイブリッドは用意されず、2.7リットルガソリンエンジンまたは2.8リットルターボディーゼルの2つから選択肢する形となる模様だ。
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