「日本だけスペシャルな…」「25年後に…」日産スカイラインNISMO発表、海外からため息
◆アメリカやオーストラリアでもぜひ、の声
日本でのみの発売となることから、海外の自動車誌からはため息が漏れ聞こえる。豪カー・エキスパート誌(8月8日)は「オーストラリアでは入手できないスーパーセダン」として取り上げ、スカイラインNISMOの特長を挙げている。GT500のエンジンを開発したエンジニアによって専用にチューニングされたエンジン、ロールを抑制し路面追従性を高めるため特別な調整を施したサスペンションにスタビライザーなどが、一段格上の走りをもたらす。
ジャロプニク誌は「多くの自動車メーカーは、海外よりも自国により良い製品を提供する傾向がある」とし、日本車の場合も「アメリカにはやって来ない、多種多様なJDM(日本市場向け自動車)のトリムが存在する」と述べている。アメリカにも一部類似したモデルが入ってくることがあるが、「とはいえそれほどスペシャルというわけではない」と所感を綴っている。アメリカではすでに比較的近い存在のインフィニティQ50レッドスポーツが存在するが、それでも日本専用モデルの馬力を同誌はうらやんでいるようだ。
加ホットカーズ誌(8月8日)は、アメリカでJDMが非常に人気なことから、輸入が解禁される25年後にスカイラインNISMOがとんでもない価格になるだろうと述べている。