「米で販売されたら…」ホンダ新型N-BOX、海外の反応 デザイン好評「本当かわいい」
◆個性ある2つのトリム
新型ではフロントエンドが一新され、トリムによっても変化をつけている。標準トリムの「N-BOX」では小ぶりなグリルが特徴的で、長方形のハウジングの奥からのぞく円形のヘッドライトが愛らしい。カスタムトリムの「N-BOX CUSTOM」では、四角形のヘッドライトと大判のグリルを装備し、よりスポーティーかつ上質な印象を漂わせる。どちらのトリムも箱形をベースとしており、カー&ドライバー誌は「全トリムのボクシーなルックスが大好きだ」と言う。
軽自動車は一般に、規格上のボディサイズ制限内で居住空間を広げる目的から、箱形になりがちだ。日本特有の形として、愛らしい印象を海外に与えている。英自動車番組のトップ・ギア(8月23日)は、「あの四角いフォルムは、小さなスペースで最大の実用性をもたらす」とし、空間効率の良さを評価している。新型N-BOXについても「相変わらずキュートなことがわかって嬉しい」と述べ、親しみの持てるデザインだと受け止めたようだ。
なお、標準トリムの「N-BOX」には個性を演出する「ファッションスタイル」パッケージが、「N-BOX CUSTOM」トリムには同様の「コーディネートスタイル」パッケージが、それぞれ用意される。カラーリングやホイールなどで通常モデルから変化をつけたい要望に応える。