40万キロ走破が4割 米で「最も長持ちする車」はトヨタの大型SUV
Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.
アメリカの調査でトヨタの大型SUV・セコイアが、「最も長持ちする車」1位に輝いた。累計40万キロ級の長い走行に耐える確率が、全車種平均の8.1倍に達するという。大切な家族を運ぶマイカーとして、長く乗り続けられる一台として評価を集めている。
◆4割近くが40万キロを走破する高い耐久性
米中古車売買サイトiSeeCarsの「最長寿命車ランキング」で、トヨタの大型SUV・セコイアが1位に輝いた。25万マイル(約40万キロ)を走破できる確率は39.1%で、2位以下を大きく上回った。これは全車種平均の8.1倍に相当する。
アメリカの全国紙USAトゥデイも、約4億台分のデータを分析したiSeeCarsの同調査を取り上げ、セコイアを「最も長持ちする車両」と紹介した。アメリカ人の年間平均走行距離を念頭に、セコイアが平均で耐える20万マイルを当てはめれば、実に14年以上乗れる計算だ。さらに、25万マイルを基準とすれば、18年以上にわたり同じ愛車と過ごせる計算になる。
同紙は、パワートレインが堅牢で、長期所有向けに設計されていると評価。競合車種としてシボレー・サバーバンやジープ・ワゴニアが存在するが、14年以上乗り続けたいドライバーにはセコイアが「非常に高い価値を提供する」と評価した。
◆437馬力の力強さと実用性を両立
現行のセコイア(3代目)は、3.5リッター・ツインターボV6エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用する。最高出力437馬力、最大トルク583ポンドフィートという力強さを備えつつ、燃費はEPA推定の複合モードで2WDが22マイル/ガロン、4WDが20マイル/ガロンとなっている。2022年型までのV8モデル(4WDの複合14マイル/ガロン)と比べると、燃費は約57%向上した計算になる。
アメリカ・フロリダ州オーランドの地元局サイトWESHは、快適性重視、燃費効率重視、パワー重視など、シーンに応じた複数のドライブモードを搭載していると紹介。牽引(けんいん)や運搬に最適化されたモードも備えており、家族のアウトドアを力強く支える存在として頼られている。
オフロード性能を強化した上位グレードのTRD Proモデルには、アメリカの高性能サスペンションメーカー・フォックス製のショックアブソーバー、車体底部を保護するスキッドプレート、悪路での低速走行を自動制御するクロールコントロールなど、オフロード装備が充実している。
◆大切な家族の笑顔を運ぶ快適空間
セコイアの魅力は、パワーと燃費だけにとどまらない。家族が過ごす空間としての快適性も追求している。上位グレードではコントラストステッチ入りのプレミアムレザーシートを採用し、フロントシートには温冷調整機能を備える。2列目には独立型でリクライニング可能なキャプテンシートを配置し、長距離ドライブでも家族全員がゆったり寛げる設計だ。
2026年型ではさらなる充実が図られた。リミテッドには本革シートを標準採用。上位グレードでは10段階の電動調整機能を備えたマッサージシートも選択でき、移動時間がそのままリラックスタイムに変わる。3列目シートは全グレードで電動格納式となり、ボタン一つで広大な荷室空間を確保できる。TRD Proには鮮やかなブルーの新色「ウェーブメーカー」も追加された。
USAトゥデイは、「セコイアは、ユーザーフレンドリーなテクノロジーと、その歴史を考えると打ち負かすのが難しい価値提案を備えた洗練された主流モデルとして、セグメントで際立っている」と評価する。
大切な家族を乗せて末永く走れる大型SUVとして、アメリカの家庭で愛されている。




