スズキ「ジムニーXL」、オーストラリアの評価まとめ 各メディアがあげる長所と短所

ジムニー5ドア|Maruti Suzuki

◆健在のオフロード性能が好評
 豪メディアの評価を比較すると、オフロードカーとしてのコストパフォーマンスの高さが際立つ。

 カー・セールス誌(12月9日)は、「オフロードでの多用途性が(3ドア版と同じく)維持され、オンロードでの妥協も3ドアに比べ最小限に抑えられている」と言及した。また、「3ドアより3000豪ドル(約29万円)高いだけという優れたバリュー」を長所に挙げている。

 ウィッチ・カー誌も、「依然としてヤギである(悪路をものともしない)」点に加え、「ソリッドで信頼性の高いドライブトレイン」が新型ジムニーの魅力だと説く。

 ほか、豪ドライブ誌(12月6日)が「余分なスペースが実際のところ有益」と実用性を評価するほか、同誌は「ドアが増えたがスタイリングは奇妙に見えない」とスタイリングの妙もポイントに挙げている。

◆課題は街中での実用性
 弱みはオンロード性能と安全性だ。豪ニュースサイトの『news.com.au』(12月7日)は、「街中で一緒に暮らすのは難しいだろうし、安全装備も不足している」と指摘する。総合評価は 3.5/5.0にとどまった。

 カー・セールス誌は、「安全性についてはまだ判断がつかない」とコメントする。加えて「自然吸気4気筒は重量が増すと息が上がってしまうため、積載量と航続距離が限定的になる」と短所に触れている。

 一方、すでに6〜9ヶ月待ちとなっている点を短所に挙げるメディアもあった。根強い海外でのジムニー人気を物語るエピソードと言えそうだ。

Text by 青葉やまと