米ウーバー、「便利屋さん」サービスを試験運用 洗濯、掃除、雪かきなど

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 配車サービスやフード・デリバリーを展開するウーバー・テクノロジーズが、家庭の雑用を引き受ける新サービス「ウーバー・タスク」の試験運用を始める。自社にさらなる収益を生み出し、ドライバーなどウーバーを利用するワーカーの収益アップにもつなげようという試みだ。

◆洗濯から雪かきまで! ドライバーの副業になるか?
 ブルームバーグによれば、ウーバー・タスクは、ウーバーのアプリを利用するワーカーが、顧客の日常的な家事などを手助けするというもの。請け負う仕事は、家庭での洗濯、家具の組み立て、荷造り、庭掃除、雪かきなどが想定されている。

 試験運用は、米フロリダ州とカナダのアルバータ州にある2都市で、間もなく開始される予定だ。技術系ニュースサイト『ザ・バージ』によれば、まず雑用を頼みたいユーザーが、仕事内容をアプリに掲載。ウーバーのドライバーや宅配業者は、アプリ上の求人を閲覧し、請負予約をする。事前に推定収益も確認可能で、同社広報担当者は、「ドライバーや宅配業者が自分のスキルを活かして自分のスケジュールに合わせて収入を得る方法だ」と説明している。

Text by 山川 真智子