トヨタGR GT3の量産デザイン、特許図案でリークか 「リアウイングのない美しいクーペ」
ピュア・スポーツカーとして注目を集めるトヨタGR GT3について、市販モデルのデザインと思われる画像が欧州の特許データベース上で発見された。事前に発表されたコンセプトとの大きな違いとして、リアウイングが取り払われている。
◆コンセプトとほぼ同一 リアウイングは姿を消す
GR GT3は東京オートサロン2022でコンセプトモデルが発表されているが、量産モデル向けの最終デザインは公式に発表されていない。ところがEUの知的財産庁が公開している特許データベース上において、GR GT3の市販モデルとみられる図案が公開されていることが判明した。図案は意匠特許の出願書類の公開に伴い開示された。出願は5月27日付で受理され、6月1日に情報が一般公開されている。
Toyota GR GT3 Concept Hits The Patent Office Without The Massive Rear Wing | Carscoops #carscoops https://t.co/gj9wJDhBsX
— Carscoops (@Carscoop) June 25, 2022
米カー&ドライバー誌(6月27日)はこの情報を取り上げ、新たなデザインを「リアウイングのない美しいクーペ」だと報じた。巨大なウイングが取り払われているものの、そのほかは「コンセプトと非常によく似ている」としている。
米カー・スクープ誌(6月24日)も、リア側のエアロパーツを除き、コンセプトモデルとまったく同じに見えるとコメントしている。同誌はまた、リアウイングが取り払われたことにより、ダックテール・スポイラーが外部から視認しやすくなったとも述べている。
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