“カルト的人気”インテグラが北米で復活 米誌「ノスタルジー掻き立てる」一方、物足りなさも?

アキュラ

 かつてカルト的な人気を博した「インテグラ」の名を受け継いだ4ドアハッチバック、新型「アキュラ インテグラ」がアメリカで登場している。伝説のブランドの20年越しの復活というだけあり、米自動車専門誌らは湧き上がるが、かつてのような個性は期待できないとの落胆もあるようだ。

◆往年の高級ブランドが復活
 米モーター・トレンド誌(5月26日)は、アメリカでは2001年に惜しまれつつ生産終了(4代目は「RSX」として展開。2006年に生産終了)となったインテグラが、終売後も「カルト的な人気状態」で愛されていると述べている。

 インテグラの現地での復活は実に20年越しとなる。米CNET(5月26日)は、「この復活はスポーツカーファンたちのノスタルジーの炎を掻き立てるだろう」と述べ、往年の高級ブランドの復活を喜んでいるようだ。新型アキュラ インテグラは、スタイリッシュなエクステリア、実用性十分のパッケージ、ターボチャージ付きエンジンなど期待高まる構成となり、さらに10.2インチ・デジタルメーター群と7インチ・タッチスクリーンなど、最新の技術を引っ提げて市場に舞い戻った。

Text by 青葉やまと