「スープラより…」日産Z新型、米誌はライバル車との差に注目
◆ライバルとの価格差が話題に
新型Zのベースモデルは、3万9990ドル(約517万円)からの設定となる。米モーター・トレンド誌は、Z全般の価格設定の割安感に注目している。一例として18インチ・ホイールを履く「スポーツ」トリムは、MT/ATともに4万1015ドル(約530万円)からだ。2020年型のベースモデルとの比較では1万ドル近い価格差があるが、同誌は「しかし、より重要な点として、4気筒のトヨタGRスープラよりも3300ドル(約43万円)ほど割安となる」と指摘する。同誌によると、スープラが軽快さと強力な走行性能を追求するのに対し、Zは日常シーンでオールラウンドに利用できる手頃な一台になりそうだと述べている。
ロード・ショー誌も「Zのベースモデルを最も近しい競合である4気筒のトヨタ スープラと比較すると、日産はライバルを数千ドルほど下回っている」と述べており、各誌ともZの価格の優位性に注目しているようだ。
◆パワフルな発進をサポート
新型日産Zの一部グレードでは、停車状態から高速かつ滑らかに発進するための「ローンチ・コントロール」を標準装備する。また、アクセルを踏んだままの状態でシフトチェンジを可能にする「ノーリフト・シフト」を用意した。とくに長い直線でドライブの快適性を向上しそうだ。
部品不足の影響を受け発売がずれ込んでいたZだが、今夏待望の登場となる。
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