これが「ユニークな日本」で最も売れた車か……ホンダ N-BOXへの海外の反応は?
2019年に日本で売れた新車の販売台数において、ホンダ N-BOXがトップとなった。N-BOXは2017年のモデルチェンジ以降、3年連続でセールス首位に輝いている。ミニマムな空間にクルマの機能のすべてを注ぎ込んだ軽自動車という規格は日本独特のものだ。ユニークな形式のクルマとその販売実績は、海外の自動車ファンの興味を引いている。
♦︎単一モデルの売り上げとしては驚異的
2019年のホンダ N-BOXの売り上げ台数は25万3500台に上る。英BBCの自動車番組「トップ・ギア」(1月14日)は比較のための参考として、イギリスで最も売れたフォード フィエスタが8万台弱であったという実績を挙げている。日本の人口はイギリスのおよそ倍だが、販売数では3倍以上となる。軽自動車のN-BOXがいかに大きな支持を得ているかが実感できる。
米カー・スクープ誌は、N-BOXシリーズが2011年のデビュー以来、累計170万台を販売していることに触れ、単一の自動車メーカーが手がける単一の軽自動車のモデルとしては莫大な数字だ、と驚きを隠さない。
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