「実に美しい」レクサスLC500コンバーチブル、海外メディアも称賛の洗練されたシルエット
トヨタ自動車はロサンゼルスで開催されたLAオートショーにて、フラッグシップ・クーペ「レクサス・LC500」のオープンカーモデルを世界初披露した。既存クーペの美しいシルエットをベースに、開閉それぞれのスタイルでの味わいを追求したこだわりの外観が好評だ。幌を加えてなおスマートなシルエットを実現できた背景には、既存のハイブリッドがもたらした意外な恩恵があった。
♦︎「レクサスで最もかわいらしい」
レクサス・LC500は、すでにクーペタイプが生産されている。新たに発表されたLC500コンバーチブルは、オープン・クローズ両方の形態で美しいシルエットとなるよう、デザインにこだわりを持って設計された。オープン時には解放感を強調し、クローズ時にはクーペ由来の伸びのあるルーフラインを想起するよう意図されている。
英BBCの自動車番組『トップ・ギア』(11月20日)は、「実に美しい」「レクサスで最もかわいらしいコンバーチブルだ」と肯定的な評価を送っている。良好なスタンスに均整の取れたプロポーションと、クローズ時でも優れたデザインを楽しむことができる。ルーフを下ろせば、さらに完成したスポーティで完成された外観となるとの評価だ。
米カー&ドライバー誌(11月20日)は「レクサスは2021年型としてLC500のコンバーチブルタイプの展開を始めており、そしてそれは非常に美しい」と述べている。また、クーペタイプが有していたルーフラインの優雅さはある程度犠牲になったと述べつつも、「レクサスのエンジニアたちはLC500コンバーチブルに(開閉式の)ルーフを導入したうえで、非常に洗練されたルックスとなるよう、称賛に値する仕事を成し遂げた」と賛辞を惜しまない。
ほかにも米モーター・トレンド誌(11月20日)が「とても魅力的」と称えている。今回折りたたみ式のハードトップではなくソフトトップを採用したことで、ずんぐりむっくりだったSC 430のデザインと決別し、見栄えがするスタイルに仕上がったと同誌は論じている。
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